すべての始まり地獄のあの日-0歳息子に障害があると告げられた日-(1)

2016年、息子こつぶは産まれました。


私は妊娠中つぎつぎと体調不良に見舞われました。
そして最低限の生活以外ほぼ寝たきりの生活を送っていました。

管理人ペコリ

楽しいはずのマタニティライフは一体どこへ…
でも出産したらきっと楽しい日々が始まる…


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その思いを胸に長ーい妊婦生活を耐えに耐え出産に挑みました。

出産自体は超安産、母子ともに健康でお産を終えほっとしました。



そして入院中から母乳があまりでなかったので退院後すぐに母乳をたくさん出すために私は息子を連れて「母乳マッサージ」に足しげく通うようになりました。


そこには「先生」と呼ばれ全国から弟子が乳マッサージの修行にくる

その道ン十年という超ベテランの助産師さんがいました。



ある日。

いつものようにマッサージを終え、そのベテラン助産師さんがこつぶを抱っこしてくれた瞬間。

表情をすこし曇らせながら、いきなりこう告げられました。



突然頭をぶん殴られたような衝撃を受けしばらく固まりました。



管理人ペコリ

(心の声)
え?◯×△@(×△・;:(混乱)
ちょ、ま、マジ?今なんとおっしゃいました!?



心の中で混乱していると助産師さんは続けてさらっと言いました。

ベテラン助産師

たぶんそうね〜
脳性まひか、自閉症じゃないの?

管理人ペコリ

(心の声)
え!か、軽っ!!!
え!え!?
ええええええええええええ!?



いきなりの「障害あるわよ宣言」に頭の中は大パニック。

ショックで倒れそうになりながらも言葉を振り絞って聞きました。

管理人ペコリ

しょっ!障害ですか!?
1ヶ月健診では何も言われなかったんですが…

専門の病院で見てもらった方がいいんでしょうか?

私に出来る事はありますか?

ベテラン助産師

ふっ(←軽く笑う)
障害だから治るもんじゃないわよ。

はい、次の方どうぞ〜




頭の中は真っ白でした。



出来る事はない。

障害だから治るもんじゃない。

治るもんじゃない、、、。



頭の中でそのフレーズを繰り返しながらなんとか帰り支度をして、こつぶを抱っこ紐にいれて靴を履こうと玄関に向かおうとした時。

最後に助産師さんにこう言われました。



お気の毒さま。



産後2ヶ月の私に突然告げられたパワーワード。

あの日から私の長きに渡る地獄の日々が始まったのでした。


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ABOUT US

管理人ペコリ
4歳男児の母。アラフォー。 子どもが0歳2ヶ月のころ助産師さんに「この子は自閉症」と言われたことをきっかけに子どもの発達や発達障害に興味を持つ。 狼狽しながらも日々情報を集めさまざまな療育を試すうちに「自分と同じように暗闇にいるママたちの力になりたい」と思うようになり保育士資格を取得。情報サイト「雨の日も、晴れの日も。」を立ち上げる。 赤ちゃん学研究の専門家と一緒に赤ちゃん絵本「スライムぴぴぴ」を作りました。