0歳息子に感じた違和感。
小児神経科の初診予約が取れた頃、私の気分は不安定を極めていました。
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そう落ち込む一方で…
障害があっても家族3人、愉快に生きていけばいいじゃん〜
と妙にポジティブになる日もあったかと思えば
私の人生…詰んだ…
突然消えたいと思う日もあったり…
生きる意味を見出せない…
そしてまた急浮上しては…
人生なるようになる!
おっぱっぴぃ♪
かと思うと目の前で反り返っている息子を見て…
今日もめちゃ反り返ってるやんか!
だれかたすけてーーーーーー!!!
浮き沈みが激しく、落ち着かない日々でした。
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そんな中
乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)
の時期がやってきました。
厚生労働省の乳児家庭全戸訪問事業ガイドラインによると
すべての乳児のいる家庭を訪問し、子育ての孤立化を防ぐために、その居宅において様々な不安や悩みを聞き、子育て支援に関する必要な情報提供を行うとともに、支援が必要な家庭に対しては適切なサービス提供に結びつけることにより、地域の中で子どもが健やかに育成できる環境整備を図ることを目的とした、広く一般を対象とした子育て支援事業である。(原則として生後4ヶ月を迎えるまで)
とあり(詳細はこちらから)
我が家にも地域の保健センターの保健師さんが訪ねてきてくれました。
しかしその頃の私はというと軽く自閉症ノイローゼのようになっていました。
というのも「脳性まひか自閉症」と助産師さんに言われていて、どちらなのかわからない時期ではあったのですが
脳性まひ=なんとなくイメージがわく
自閉症=あまりイメージがわかず実態がよくわからなくて怖い
そんなイメージでやたら自閉症に対して恐怖心がありました。
そして「自 閉 症」という文字のインパクト。
自分を閉じると書いて自★閉★症…
ナンダカコワイ…
字面で怖さ3割増し…
ガクガク…ガクガク…
ちなみに自閉症は英語で”Autism”ですが、一体全体誰がこの自閉症という訳を思いついたのか、もう少しマイルドな名前にはできなかったのか、尋ねる機会があったなら小1時間問いただしたいところではありますが…
とにかく私は「自閉症」という言葉の強さにやられていて
その頃はエレベーターに乗って
閉めるボタンが怖くて押せなかったんです。
押すどころか「閉」ボタンを見るだけで動悸がするようになっていました。
そしてそんなタイミングでのこんにちは赤ちゃん訪問。
地獄のこんにちは訪問。
そしてやはり保健師さんにいろいろと尋ねられ、ありのまま答えたところ…
んー…反り返りねえ 普通ですけどね?
私も子どもいますけど、大丈夫そうよ?
そんな感じで私の訴えはやんわり退けられ
こつぶちゃんの反り返りがどうというよりお母さんが心配と言われ、
「お母さん(のメンタル面)」と紙に書かれて赤丸をされてしまいました。
※保健師さんはアンケート用紙は私に見えないようにしていましたが、こつぶの体重をはかる際にちらっと見えてしまいました…
こつぶの障害疑惑は私の考え過ぎで「産後うつ」と疑われたのだと思います。
こいつぁ要マークとされたのか、その後5・6回訪問があったと思います。
そして何度目かの訪問で…
お母さん、もし抵抗なかったら私が知っている精神科を紹介しましょうか?私が担当してるおじいちゃんが通われてるクリニックなんですけど…
※保健師さんは産婦だけではなく乳児からお年寄りまでひとりで幅広く担当しているそうです
そう言われてあらがう理由も特に無く精神科へGOすることに。
初診は息子を預けることができず、とりあえず一緒に連れて行きました。
精神科の医師はかなり明るく気さくなタイプでしたが
「僕は自閉症のことはよくわからないからなぁ…」とひとこと言い、
カウンセリングを定期的に受けること
心理士さんと顔合わせをしてから次回予約をすること
この2点を提案され、言われるがままに心理士さんの部屋へ行きました。
つづく
保育士試験の勉強中に知りましたが、産後うつは正確には分娩後6週間以内にかかるものを指し「10人に1人」くらいの割合でかかるようです(産後うつについて 日本産婦人科学会のサイト)
私もまさか自分が出産後こんなことになるとは思いもしませんでした
精神科やメンタルクリニックはハードルが高いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、どうか「自分だけは大丈夫」と思わずに、頼れる所はどこでもなんでも頼ってほしいと思います
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この子はきっと何かしらの障害があるんだ…
私たち家族は一体これからどうなるの…