息子の言葉がゆっくりで心配…私がとった行動に療育のプロが一喝「ナンセンス!今すぐやめて!」

今回は、息子が1歳半の頃に言葉が遅くて心配しすぎるあまり私が無意識にとった行動に療育の先生から「ナンセンス!」と一喝されたお話をしたいと思います。

急にしかられてビックリしたのですが、先生の発言の意味を聞くととても納得出来る内容でした。先生から言われた事は私にとって今も子どもと接する時の指針のひとつになっています。

子どもの発達が気になる、子育てにちょっと疲れた…そんな方はぜひご覧ください。

管理人ペコリ

息子が1歳半くらいの頃の話です。
あの頃の息子は言葉が少し遅く、出ている単語も少々クセが強いものばかりでした。


▼言葉のクセが強かった話はこちら▼

「言葉が遅い」2歳息子が語彙爆発!知育玩具「アンパンマンおしゃべりいっぱいことばずかん」



赤ちゃんが初めて発する言葉である「初語」はママでもパパでもなく、まさかの「カー(カーテン)」。
そこからゆっくり単語は増えていったものの、「カンカン(踏切)」や「た(タイヤ)」など人に関する発語はなく、増えるのは物の名前ばかりでした。

検索魔

もうすぐ1歳半健診…
単語っていくつくらい出ていたら良いんだろう…
初語がカーテンって聞いた事ないんだけど…
カタカタカタ


もうすぐ1歳半健診を迎える時期でした。
母子手帳の記録欄の「いいえ」に◯がつく項目があり発達がとにかく不安でした。
そして「1歳半 言葉」「1歳 単語数」などインターネットで時間があれば調べていました。

管理人ペコリ

ああ…今の月齢は「ポイしてきて」とか「どうぞして」とか通じる子も増えてくるんだ…

こつぶは時々マグレでできるレベルだし、単語のクセも強いし、意思疎通出来てる感じがあまりないんだよなぁ…


私はネットで見つけたABAという自閉症の子ども専門の療育をやっているエージェントを見つけ、発達相談予約をとりました。
そして初めて尋ねる場所に少しドキドキしながら当日を迎えました。


初めて会う療育の先生はとにかくハキハキ堂々としていました。
先生は学生の頃から長年アメリカで自閉症の子専門の療育(ABA)を学んできたということでした。

ABAの先生

じゃあお母さん、こつぶくんと遊びながらお話お伺いしますね

管理人ペコリ

よろしくお願いします(どきどき)

ABAの先生

今お子さんのことでいちばん気になっているのはどういう部分ですか?

管理人ペコリ

えーっと…いろいろありますが、言葉が遅い事ですね
もうすぐ1歳半ですが単語が「6つしか」出ていません
しかも全部クセが強い単語で人より物にしか興味ないのかなって思ってます…
人に興味が無く物にしか興味がないのってやはり自閉症の特性でしょうか?

ABAの先生

…………………………………

管理人ペコリ

あ、こつぶ、車のおもちゃあるよ ほらー

 



私がこつぶに車のおもちゃを見せながら質問をしていると、先生が突然言いました



人生で初めて面と向かって言われた「ナンセンス」にかたまっていると先生が言いました。

ABAの先生

お母さん
今、息子さんを試したでしょう

「あなたタイヤの名前言えるの?ほらいってごらんなさい」っていう気持ちで彼を試したでしょう?

管理人ペコリ

あ…………………

ABAの先生

純粋に会話を楽しむ為に質問するのはいいのよ

でもお母さんはこつぶくんが「タイヤ」と答えられるか試す為に聞きましたよね?
自分が安心したい為にこつぶくんを試したでしょう?

管理人ペコリ

ガガーーーーーーーーーーン!!


先生の言う通りでした。


私はそのころ純粋に会話を楽しむのではなく「単語がいくつ言えるか」「言った事を理解しているか」「意思疎通できるか」こういった事にばかりフォーカスしてしまい、自分が安心したいが為に息子に質問をしていました。



そして息子ができたら心底ほっとして、できなかったら少しショックを受けて…それを繰り返す毎日でした。それを先生に一瞬で見透かされてしまったのです。

ABAの先生

あのね、お母さん

子どもを試す必要なんてないし、単語の数もいちいち数えなくたって良い
あなたが同じ事を誰かにされたらどう思う?毎日試されるような環境にいたらどう思う?

あなたの安心材料のためにお子さんを試すのは今後一切おやめなさい
一緒にいる時間をどうか楽しんで…

管理人ペコリ

ガーンーーーーーーーーー!
(図星過ぎてぐうの音も出ない)


「私の安心材料のために、息子を試す」


私は先生に言われるまでその事に気がつかず、息子の発達が不安すぎて日常的に「出来るか出来ないか」試す行為を繰り返していました。

 

管理人ペコリ

もし自分が子どもだったとして、親から同じ事をされたらどう思うか…答えは明白ですよね
先生は私にその事を気づかせてくれました

毎日繰り返しては一喜一憂していた「答えられるか確認するためにする質問」や「息子を試す行為」をその日からやめました

すると今までは発達の目安を細かく気にしていちいち気分が浮き沈みしていたのが、「ざっくりと把握出来てるくらいでいいのかな」と思えるようになり、いつしか「まあ今出来なくてもいつかできるし」「個人差もあるしね」と考えられるようになり、自分自身もすごく楽になりました

確かに幼児の発達は月齢ごとの目安がありますし、今はSNSなどで他のお子さんの発達の状況など目にする事も多いですよね
ですがあまりそこにとらわれすぎると子どもも親も苦しくなってしまうと気づかされた出来事でした

発達の目安はあくまで目安です
気にしすぎずお子さんとの時間を楽しむことを大切にして日々過ごしたいですね


▼本日のオススメ絵本▼
しりとりしましょ!
食べ物の名前が沢山出てくる楽しい絵本
お子さんとコミュニケーションをとりながら
親子で楽しめる一冊です

 

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ABOUT US

管理人ペコリ
4歳男児の母。アラフォー。 子どもが0歳2ヶ月のころ助産師さんに「この子は自閉症」と言われたことをきっかけに子どもの発達や発達障害に興味を持つ。 狼狽しながらも日々情報を集めさまざまな療育を試すうちに「自分と同じように暗闇にいるママたちの力になりたい」と思うようになり保育士資格を取得。情報サイト「雨の日も、晴れの日も。」を立ち上げる。 赤ちゃん学研究の専門家と一緒に赤ちゃん絵本「スライムぴぴぴ」を作りました。